あと6日


[02]救う…?


とりあえず昼休憩をもらう、と同時に奥の部屋を借りる事にした。
この3人と歩くと目立つだろうからな…。
「で、説明とは何なんですか?」
手っ取り早く話を聞いて早く解放されたかった。
「まず、私の事はスイと読んで下さい。」
真ん中の男はスイというらしいな。
「私どもは…ある極秘機構から参りました。」
…怪しいな。
「あと6日で…隕石が地球に衝突するというのはご存知ですね?」
「まぁ…。でも海に落ちるだけでしょう?」
何を説明しようとしてるのか読めない。
「それが…違うんです。あの隕石は、地球に衝突した瞬間…爆発します。この地球全体が…消滅するほど大きな。」
…え?この人は何を言っているのだろう…。
「信じられないかもしれませんが本当なのです。」
「…それが本当だとしたら…どうして俺なんかに?」
まだ気が動転していたがなるべく冷静に話を進める。
「…昨日も言いました通り、それを止めれるのがあなただけなのです、太陽さん。」

俺が…地球を救う!?



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