第5章


[04] 


「無駄か。顔が悪いだけでなく頭までも悪いとは救い用が無い。」
俺は苛立ち悪態をつく。
「もう行くがいい。」
ヒンバスを放してやる。ヒンバスはノロノロと逃げていった。
「あっ!シーヤのみ、みずのなかにおとしちゃった〜!ムウマージのオヤツ〜・・・!」
ムウマージが叫ぶ。
「何をやっているまったく。」
するとさっきのヒンバスがすごい勢いで戻ってきて、シーヤの実に食らい付く!
先程のノロノロとした動きとはエライ違いだ。
「餌にだけは食いつきがいいか。卑しい奴め。」
俺はさらに苛立つ。
・・・ヒンバスがシーヤの実を食べおわると、ヒンバスが光に包まれる!
「!?」

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