第3章


[37] 


「さあ!大人しくピカチュウの話を聞きなさい!」
ミミロップは俺を抱えたまま、倒れているチャーレムの腹を足で踏んだ。
やり過ぎだお前…
「うげっ!しょ…承知………あ、もっと…」
しかし、チャーレムはどこか嬉しそうである。なぜだ?

それはさておき、俺は野望(ry

「…成る程。方法は違えど、己への探究という意味では同じだ。力を貸そう」
「そうか」
「瞑想中、ユクシーの思考を捉えた。誰かを待っているようだ。それがお前達か」
「多分な」
「ならば、一緒に来るがいい」
ここから先は、チャーレムに案内してもらうとしよう。

「じゃあ、あたし達はお役ご免よね?」
「ああ、ご苦労だった。くれぐれもユキカブリ達と喧嘩などするな」
「はーい。さ、あんた達、とっとと帰るわよ!」「もう疲れたっつーの…」「ボロボロでいいとこなし…ギャハ…!」
オスのニューラ2匹は、メスのニューラに引き摺られて帰っていった。


結論:女は強い。

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