第3章


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さて、これで本来の目的であるエイチ湖を目指せる。
俺は今回の目的を新たに加わった手下達に話した。
「そーいうことならオレ達に任せときな!」
マニューラが声を上げる。
「オレ達ゃ、吹雪のなかでも目がよく利くんだぜぇ!エイチ湖までニューラ共に案内させてやらあ!
そっちのウスノロ共に案内させてたら凍死しちまうだろうしな!ヒャハハハハ!」
「「「ギャハハハハ!」」」
ユキノオーがムッとした表情をすり。
「・・・マニューラ殿、それはちと言いすぎではないか?」
ちっ、こいつらは・・・。
「止めろ。条約を結んだばかりだろう。」
「おーおー、そうでしたねー。すいませんねー木偶の坊共!ヒャハハ!」
「「「ゲラゲラゲラ!」」」
「うぬぬう・・・!」

俺はマニューラ達を睨む。
「げ・・・冗談だっての!怖い顔すんなって!
おい、そこのニューラ三人!こわいこわ〜いピカチュウさま〜を、ちゃ〜んとエイチ湖まで案内して差し上げろ!」

「げえっ、またオレ達かっつーの?」「猫がネズミの案内なんて、屈辱の極みだわ。」「言えてら!ギャハハハハ!」


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