第3章


[28] 


ふう、これにて一見落着だな。
長い寄り道だった。
「ありがとう、ピカチュウ殿・・・。貴方様のおかげでニューラ達と無事、和解できました。」
「うむ。では約束どおり・・・。」
「ええ。我が一族、喜んでピカチュウ殿に力を貸しましょう。」
「そうか。」
「わしらは何をすればいいでしょう?」
「お前等の体質上、ハクタイの館まで来るのは難儀だろう。ここでニューラ達とこの地を治めてくれ。
こそりと他の者に聞こえないよう、話す。「{・・・それにまだお互いに監視も必要だろう?}」
「{そうですな。}わかりました。ニューラ達と力を合わせ、この地を治めていきましょう。
それと何かありましたら、いつでも呼んでくだされ。ピカチュウ殿のためならば、多少無理をしてでも救援に参ります。」
「助かる。」
ユキノオー一族が手下になった!

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