第3章


[27] 


「待て!その前に、二度とユキノオー達に悪さをしないと誓ってもらおう。」
俺は慌ててマニューラ達を止めた。
「ああん?あんなピザでも食ってろって感じの連中、どうだっていいじゃねえか、ヒャハ!」
「いいから誓え!さもないと…」
「わーった!わーったよ!また叩き付けられちゃあ、たまったモンじゃねえしな。」

俺は両者の平和的な解決を試みるべく、ニューラ達にユキノオーを呼びに行かせた。
「おお!まさか、あのマニューラを説得してしまうとはのう!」
ほどなくして、地響きと共にユキノオーとユキカブリ達がやってきた。
そして、小一時間ほどの話し合いの結果…
ユキノオー一族とマニューラ党との間に、永続的不可侵条約が締結された。

「ピカチュウって、ただ強いだけじゃないのね〜。」
「シンオウを支配するには、力だけでは駄目だからな。」
「ふ〜ん、そういうのって、私……あっ!な、何でもない!何でもないったら!」

時々、何故かミミロルの体が光っているように見えるが…
まあ、気のせいだろう。



[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.