第3章


[11] 


ズバットに案内され無事に出口までたどり着くことができた。
「じゃあ、ちゃんと案内したっキィ。」
「うむ、ごくろう。」
「ばいば〜い!」
ズバットは森の洋館に向かった!
「夜、雪道を歩くのは危険です。とりあえずここで夜を明かしませんか?」
「そうだな、そうしよう。」
「当番を決めて交代で寝ましょう。寝てる間に襲われたら大変ですから。」
・・・・・・・・
「よく寝た〜!」
「おはようございます。」
「あれ?ピカチュウめのしたがまっくろだよ?」
「うるさい、ほっとけ・・・。」
手下共のいびきがうるさくて全然眠れなかった。結局、俺が一晩中番をしていた。
ここが216番道路・・・。雪など生まれてはじめて見た。
「綺麗だけど・・・さ・む・いぃ〜!」
「ええ・・・。」
「ぶるぶる・・・。」
「つべこべ言わず歩け。」
言われた通り寒く厳しい道のりだ・・・。

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