第26章


[09] 



「七武海の奴らは?」
「新しい配下との顔合わせのためにカントーに向かった」
「ユキノオー達は?」
「創立何十周年記念とかなんとかで南の島へ」
「チャーレムは?」
「武者修行で詳しい位置がわからん」
「ゴルバットは?」
「『コンテストが呼んでいる』とだけ言って何処かへ飛んでいった」
「ゴローンは?」
「お盆で故郷帰り」
「……クアァ」

 ガックリと肩を落とし、もう話す気力も失せてしまったようだ
「そう気を落とすな、ドン。」
「もうダメでさぁ…こんな事じゃボスに合わせる顔が―――ん?」

 ガチャリ
再びドアノブを回す音
「誰でぇ?」
 黒い体に赤いトサカ―――
開かれたドアの後ろから出てきたのはマニューラだった


[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.