第25章


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――シンオウ 森の洋館――

森の洋館では、大掃除があっている。
色んなゴミがたまりにたまって、館からあふれそうになったからである。
「それにしても、なんでこんなにゴミだらけだポ…ゴホッ、なんだ?」
エンペルトがそう言うとドンカラスが答えた。
「ビッパがつれてきた、ヤルキモノが以前に引越しを手伝う仕事に就いていて、
次から次えとガラクタを、運んできたって分けだ。」
ドンカラスが壊れた扇風機を運んでる途中にビッパが勢い良く入ってきた。
「ド〜〜〜ン!!!またお友達をつれてきたお!!!!」
ドンカラスはイライラしながら言った。
「あぁっ!!只でさえたいへんだってのに、これ以上厄介ごとをもってくんじゃねぇ!!」
「まぁまぁ、ドンおちつくお。今回のお友達は今はとても役に立つお!!」
それを聞くとドンは、
「なに?今役立つヤツだと?」
「そうだお!!紹介するお!!マルノーム君だお!!」
ビッパがそういうと、なんだか分からないデカ物がのっそりと入ってきた。
「っで、こいつがどう役に立つんでぇ?」
「まぁ、見とくお!!マルノーム君、そこにあるゴミを食べちゃうお!!」
ビッパがそう言うと、マルノームがさっきの壊れた扇風機の前にたって何やらし始めた。
すると、なんとその扇風機を食べている。というより丸飲みしている。
「どうだお!!このマルノーム君なら、ここにあるゴミなんか全部食べちゃうお!!」
「なるほど、確かにこれは使えるかも知れねえなぁ。」
それから、マルノームはどんどんガラクタを飲み込んでいった。
洗濯機、岩、壊れたタンス、また岩、変な銅像と底無しにどんどん飲み込んでいった。
(ほほう、ビッパのヤツにしては、中々なヤツをつれてきたもんだ・・・)
となどドンカラスが思っていると、マルノームの姿が無くなっていた。
「あれ?マルノーム君どこに行ったんだお・・・あぁ!!!」



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