第23章


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小ネタ

〜クチバシティ〜
「助かったでござる!」
「元気でな〜」
ザングースとスターミーはクチバに到着した。ホエルオーとはここでお別れである。
「しばらくカントーにいるから、海を渡りたいときは呼んでくれ」
ホエルオーは海に潜っていった。
「良い奴だったでござるな!」
「カントーはシンオウに比べて海が多いですから、あいつには多分すぐ会えますよ」
「出発でござる!」
ザングースとスターミーは歩き始めた。(スターミーは浮遊して陸に上がった)
「そういえばカントーにはザングースさんの主君がいるんですよね?」
海上ではヒマでしょうがなかったので、ザングースはピカチュウがシンオウを制覇する話を一通りしていた。
だからスターミーもピカチュウがカントーにいることは知っている。
「確かにこの地には主君がいるでござる。しかし、もし会ったとしても同行はしないでござる」
「何でですか?自分のことなら気にしなくていいですよ?」
ちなみに「自分」とはスターミーの一人称である。
「拙者は自分を磨くためにカントーに来たのだ」
「まあ確かにそうですけど・・・」
「それに、人数が増えすぎるとピカチュウ殿が困るでござる。旅は4人くらいが動きの統制がとれてちょうどいい」
歩きながら話をしていると大きな洞穴を見つけた。
「これは何でござるか?」
「ディグダの穴ですよ」
「中に強い敵が居そうでござる!出発!」
スターミーも後に続いた。二匹は、奥深くまで進んでいった。
「何も居ないでござるな・・・」
「いつもはディグダがわんさかいるんですが・・・!?」
スターミーは異変に気付いた。ここは地下なのに、光が差し込んでいる場所がある。



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