第22章


[17] 



外にはモンスターボールを引っ繰り返したような配色の、球体が待っていた。
「マルマイン君だお!」
「――で?」
冷たく突っぱねるようにドンカラスは訪ねる。
「ふふふ、そんな冷たい態度でいられるのも今のうちだお。マルマイン君はとっても素早くてすごいんだお!」
「……ほお」
「光の壁とかを、その素早さで相手の攻撃が来る前に使って、みんな守ってくれるんだお」
「何でぇ、たまにはマシな奴をつれてくるじゃねえですか。おう、よろしく頼むぜ」
ドンカラスがぽんと軽くマルマインを叩く。
「あ!ドン、叩いたら駄目――」
「な――」
マルマインが突然、光を放ち、大爆発を起こす。
黒焦げになって立ち尽くしているドンカラスとビッパ。
「ゲホッ、このマルマイン君はとってもデリケートで……豆腐がぶつかっただけでも爆発しちゃうんだ……お……」
「ゴホッ、帰……れ……」

続かない

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