第22章


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――ハクタイの館。
「カァー、やっぱオボンの実はうめぇな」
時は丁度、昼食の時間。ドンカラスは食堂の椅子にどかっと座り、好物であるオボンの実をついばんでいた。
「ドンー!また友達連れてきたおー!」
ビッパの呼び声が洋館に響く。
大きくため息をつくドンカラス。無視して食べ続けても、うるさく響き続ける呼び声をBGMにしては飯が不味くなるだろうと、食事を止めしぶしぶエントランスにドンカラスは向かった。
「あ、ドンがインしたお。友達は外で待ってるからついてきてほしいお!」
「へー、へー……」
ビッパに連れられドンカラスは洋館を出、外に向う。



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