第21章


[29] 


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〜テンガン山〜

「・・・急になんでそんなことを言うでござるか?」
「これ見てください」
スターミーはザングースに封筒のような物を渡した。
「挑戦状・・・?」
「そう。カントー屈指の剣豪、ストライクさんがザングースさんと手合わせしたいんですって」
自分の力を試したいと思っていた彼にとってこれ以上のチャンスはない
「燃えてきたでござる!カントーへいざ出陣!」
「(…思っていたより単純な奴だな…)」
「でも、何でそれをスターミー殿が伝えに来たのでござるか?」
「ええとですね、自分はセキチクサファリパークに住んでるからストライクさんと親交があるんです。だから頼みを引き受けたんですよ」
「ストライク殿のことは噂で聞いていて、いつか拙者も手合わせしたいと思っていたでござる…」
「じゃあ一緒に行きましょう!自分がカントーを案内しますよ」
しかしここである問題が浮上する
「…どうやってカントーに行くでござるか?」
カントーとシンオウでは大分距離がある。スターミーは泳いできたらしいがザングースにそんな能力はない。
「拙者カナヅチでござるよ…」



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