第20章


[04] 



「本当に誰もいませんね・・・」
「これならすぐに追いつけそうね」
ビルに入って数分・・・まったくロケット団の姿は見えない
「でもわざわざ見張りまでつけているのに中に誰もいないなんておかしくないかい?」
「・・・・・・」
・・・奴が眠らせて進んでいるなら眠りこけたロケット団が倒れていてもおかしくないはずだが・・・
「もし罠だとしても進むしか・・・・止まれ」
人間の声だ・・・あの部屋の中からか?

「今の内に逃げましょう!」
「いや・・・下手に動いて奴らに見つかったら何されるか・・・」
「駄目よ!さっき上に進んでいったロケット団の目は普通じゃなかったわ・・・
まるで何かに操られてるみたいに・・・」
「しかし、あのツンツン頭の子がまだ上から戻って来ていないじゃないか!」
「それは・・・」

「・・・!ピカチュウさん!今の話が本当なら!」
「あぁ、シオンタワーの時と同じだ。」
ツンツン頭とはカメールを持っていたあいつだろうか・・・無事だといいが
「先を急ぐぞ!」




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