第2章


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シンジ湖にたどり着いたピカチュウ達。
「…ここには全くポケモンがいないな」
「本当ね。って、誰か人間がいるわよ!」
「隠れろ!」

…どうやらポケモンの博士と若い女の子が何か話しているようだ。
「4年ぶりのシンオウ地方はどんな感じですか?」
「ウムそうだな。シンオウ地方には若い女の子が多い。研究のしがいがあるだろう。
ということでヒカリたん、君のことも研究させてもらおうか!」
「キャーーーー!」
女の子が逃げていく。それを追う博士。

「ふぅ、帰ったか…」

…おや?
博士が置いていったのだろうか?モンスターボールが入ったカバンがある…
もしかしたらここにもポケモンがいるかもしれない。
モンスターボールのボタンを押した。

「よう!俺ヒコザル!」
「ナエトルー」
「ボクはポッチャマ!」
「…珍しいポケモンだな」
「俺達はシンオウ地方の初心者用ポケモンなんだ!」
「初心者用〜?弱そうだな」
「そ、そんな事ないポチャ!」
「まぁ、とりあえず話してみるか」 ピカチュウの野望を話した。

「なるほど、おもしろそうだな!だけど
今日はあいにく、2人のポケモン初心者がポケモンを引きとりに来る日なんだ」
「だからの野望に協力してやれるのは3匹の内1匹だけポチャ!」
「そ、そんな…」

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