第18章


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 ドサイドンは角をへし折られ、体もぼろぼろになって倒れている。
「つまらぬ。この程度か。」
「ちっ…使えん道具め」
「次は貴様か?」
ダークライは何かを思いついたようにニヤリと笑う。――この力、使える。
「…待て、俺と取り引きをしようじゃないか。」
「取り引き…だと?」
「ああ、そうだ。お前は強者との闘いを求めているんだろう? 俺の野望に協力すればいつか神のごとき力を持ったポケモンとも闘える」
 先程まで吹き荒れていた砂嵐が止む。
「詳しく聞かせてもらおう」
「くく…ああ、いいだろう――



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