第17章


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「ピカチュウ、頑張って!」
ミミロップ達は草むらに隠れ、ピカチュウを応援していた。
「あのラッタ、首からすごい血が出てます…」
「かわいそう〜……。」
ロゼリアとムウマージは心配そうな顔をしていた。


「この電気ネズミが…まだ終わりじゃないわ!行くのよベロリンガ!」
R団の女はベロリンガを出した。
「ピカピカチュウ。(まだやる気か……)」
俺は電気をバチバチ鳴らしベロリンガを威嚇する。その時つんつん頭の男は傷つき倒れたラッタを抱きかかえていた。

「ラッタ、ラッタ!………くそお!許さねえぞ!!」

つんつん頭はラッタをそっと置き、立ち上がった。

「野生のピカチュウ、ここは俺がやる!そいつだけは俺の手でブチ倒してやる!いくぞカメール!」

つんつん頭が俺に向かって叫ぶ。カメールが俺の前に出た。

「カメカメ、カメール(…絶対負けられない。ラッタの仇は僕がとる。)」



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