第17章


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無事地下通路を抜け、7番道路に辿り着く。
タマムシはもうすぐだ。

「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
タマムシの方からガラガラが子どもであろうカラカラを抱え、必死に何かから逃げるように走っているのが見える。
「待ちなさ〜い!行けッアーボック!あのガラガラに毒針よ!」「シャー!」
! どうやら女のロケット団員に追われているようだ!
「助ける!?」
「ああ!」
だが遠い…!俺達は必死に走るが…間に合うか!?
「ぎゃうっ!」アーボックの毒針がガラガラに突き刺さる!
ガラガラは子供をかばうように倒れこんだ。

「よくやったわ、アーボック!お〜ほっほっ!逃げようったって無駄なのよ!」
ロケット団員はガラガラの体を踏み躙る。
「もう、こいつはダメねえ〜。このガキだけでも連れてきましょ。」

…許さん!



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