第17章


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俺達はそこら辺に飛んでいたポッポにタマムシへの行き方を聞いた。シオンの西の道路の先に地下通路の入り口があるらしい。また、ヤマブキシティを通って行く方法もあるらしいが町を歩くよりは地下通路の方が危険が少ないと思い、前者の方を選んだ。

「ここらもトレーナーが多いな…気をつけて進もう。」
俺達は常に四方に気をはらいながら進み、地下通路の入り口に到着した。

「地下通路って暗そうね……何か怖いなあ。」
ミミロップはそうつぶやきながら俺を持ち上げる。
「人間には気をつけよう………ってふざけてる場合か!さっさと降ろせ。」
「えへへ、チャンスかな〜と思って。」
ミミロップは俺を降ろした。まったく、緊張感のないヤツだ。
「ところで、地下通路でトレーナーに会ったらどうします?逃げ場がなさそうですが……。」
ロゼリアが痛いところをつく。
「ん〜、先を急ぎたいから、うまく足止めして避けるか……お前の粉攻撃とムウマージのあやしいひかりが頼りだ。頼むぞ。」
「まかせて〜。」



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