第15章


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「これでそのちんけな花が放つ変な技もイシツブテに守らせるぜ!クヒヒ!!」

心底性根が腐っている。ぼこぼこにしてやりたいが出口も分からなくなってしまった。

「まだ俺のターン!行けゴーリキー、カラカラ!」


ボグ!鈍い音がして激痛が走った。どうやらゴーリキーの投げたイシツブテが命中したらしい。
「ピカチュウ!大丈夫?…痛っ!」
正直何が起こっているか分からない。このままでは――本当にまずい。

「まだ俺のターン!クソ電気ねずみは雑魚だからほかって置け。まずはあのでかいウサギからボコっちゃえ!」

…許さん!殺す!!


「ミミロップ!俺が一瞬10万ボルトで照らす。その隙にとび蹴りをやつの顔面にたたきつけろ。…とびっきり痛いやつをな」
「ムウマージとロゼリアはマジカルリーフでミミロップを援護してくれ。」


俺は飛びっきりに放電した。真っ白になるくらい洞窟の中が明るくなり、イシツブテを投げたゴーリキーにも当たったようだ。

「ピカチュウに石を投げるなんてゆるさなーい!!」

――バキィ!!



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