第14章


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呆気にとられるピカチュウ達。
「な、何なの?」

木から落ちてきたのはばけねこポケモン、ニャースのようだ。
「あんたが大声出すから、驚いて木から落ちちゃったニャ…。」
「あ、ああ…すまない。」

「でも木の上で何してたのよ…。」
「気持ち良く木の上でお昼寝してたのニャー。それなのにひどいニャ。」
ニャースは安眠を妨害され怒っている。

ミミロップはピカチュウに近付き耳打ちする。
「ね…、どうするの?」
「いつも通りだ。」
「何をひそひそ話してるんだニャー?」
「ああ、すまない。少し俺の話を聞いてもらいたい。」

「ふん、嫌だニャー!ボクはお昼寝邪魔されてご機嫌ななめなのニャー!
あんたニャをバリバリ引っ掻かないと気が済まないのニャ!」

いつも通り。



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