第12章


[09] 




「拙者は人に基地を貸さない奴が正義なんて思わないでござるよ…。」
「ナニガセイギカナンテモウイイ!イチゲキデ…ツギコソ!」
ジバコイルはそう言って近くにあるスカーフを頭に巻き始めた。
これはこだわりスカーフ。同じ技しか使えなくなるが素早さが早くなるというものだ!これでザングースとジバコイルの素早さは互角。
「拙者のブレイククローを受ければジバコイル殿は倒れる…それでもいいでござるか?」
「ワタシノシンパイヨリ、ジブンノジンセイノシンパイヲシタラドウダ。」
「ボクタチノマグネットボムハサケラレナイヨ!」
「オワリ…オワリ。」
2人(4人)が喋り終わり、ついに戦いは終わろうとした。ジバコイルが磁石を発射した!
『ドガッガガガアアアアン!』
「コノワザハサケラレナイ…、ワタシタチノカチ。」
「オワッタ…オワッタ。」
勝負は終わった…かのように見えた。
「まだ終わってないでござる!」
「エ!イキテタ!?」
ザングースはマグネットボムをこらえたのだ!
「くらえ!カウンターっ!」
「マケタ…マケタ。」
ジバコイルは倒れた。ザングースはジバコイルとの戦いに勝ったのであった。
「すまない…基地ごときで拙者は…。」
ザングースはそう言い、ジバコイルは答えた。
「イヤ…ボクタチガワルイ…。」
「ソノキチハオマエニヤル…。」
「有難い…。」
ジバコイルは旅に出るとザングースに告げ、歩き始めた。
ザングースの基地ができた。森の洋館のように手下が集まるのだろうか?
ザングースの修行は始まったばかりである。

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