第12章


[21] 


平成19年1月1日 某時刻 森の洋館



「ゴースト共…、準備はいいかー?」
「「「アイアイサー!」」」
「じゃあいくぜー!」
「……」
ドアには鍵がかかっていたようだ。



「ケケケ…そうきたか。俺(ゴースト)には考えがあるぜ!俺に任せな、オヤブン!」
「あっけろ!あっけろ!さっさとあっけあっけろー!」
「なるほど…騒音攻撃か。お前も中々やるぜ!お前等もやるぞ!」
ゲンガー達が騒音攻撃をしようと思った時、ヤツが出てきた。そう…ヤツである!



「さっきから五月蝿い。何様でござるか?…あの時の…!」
「テメーは……誰だったけ。」
「そんな…ひどいでござる…。」
ザングースはゲンガーからも忘れられたようだ。可愛そうである。
「待て…今思い出すぜ…。」
「まってください、オヤビン!」
「ん…?」
「この前、オヤビン【あん?思い出せねえなら大した事じゃねえだろ。そのまま忘れとけ!】とかいってたじゃないですか。多分大した奴じゃないっすよ!」
ゴーストにまで言われたようだ。そんなこんなで10分後、ゲンガーは思い出したようだ。



というわけでタイマン勝負の因縁の対決をする事になった。
「ケケッケ、素早さはおれさまの方が早い。また眠らせてやるぜ!」
ゲンガーが催眠術をかけようとしたその時、目の前にザングースが爪を向けた。



「残念だがそうはいかないでござる。」
「そ…そのスカーフは!」
そう、こだわりスカーフである。あの時ジバコイルが落としていったのか。
「シャドークロー!」
「ウゲゲッ!」
終わったか…そう思ったザングースだが簡単にやられる程ゲンガーは弱くは無い!



「ケッケケ!残念だったな…。」 「な…なぜ立ち上がれるでござるか?!」
なぜゲンガーは立ち上がれたか?後半へ続く。


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