第12章


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ゲンガーの人生<小ネタ・進化>
第1章(最終章)
「因縁の対決 VSザングース【前編】」



さて、前回は森の洋館にビリリダマを放り込もうとして失敗したゲンガーだが、その後修行を繰り返してとうとう正月となった。しかし正月といっても暇である。
皆さんの世界では塾やら部活やらもこの日では休みだし、勿論普通の奴は修行とかなどする気が起きない。彼もその一人である。さて、今回はそのゲンガー様のお話。



平成19年1月1日 某時刻 ロストタワー



「ケッケケ、今日は正月だぜ。今度はどうやって突撃するか…いい案あるか?」
「正面突撃はどうでしょうか?オヤビン」
「お前は10万ボルトを食らいたいのか?ゲンガーさまどうします?」



んー…と、ゲンガーが考えて2分後。ゲンガーが口を開きだした。
「あいつらの事だからきっとパーティでもしてるぜ…その隙を狙って忍び込みビリリダマを!」
「流石、ゲンガーさま!」



「ビリリダマといえばあの時言いたい事があったんですが…。」
「…なんだ?」



「あの時、皆でビリリダマを仕掛けにいきましたがあの時は確か12月24日でクリスマスの1日前ですよ。」
「…ウゲゲッ!しまった…どーしてそれを教えてくれなかったんだ!」
「ケケッケ、子供みたいな間違え…オヤブンは馬鹿にも程があるぜ!えっ!う゛っ。すみませんでした。」
どうやらゲンガーにつねられたようだ。可愛そうなゴーストである。



「あまりにも張り切ってたもんで…言いにくかったんです。お前もそうだろ!」
「…知らなかった。オヤビンがそんな事を間違えるなんて…」
「…」



場は沈黙した。――さてゲンガーの作戦を簡単におさらいをしよう。
森の洋館に突撃し隙を狙ってビリリダマを入れてドカンという子供でも思いつく作戦である。
こんな役に使われるビリリダマは可愛そうである。彼はモンスターボールに間違えられるらしいが大きさまるっきり違う。本当に可愛そうである。さて今回の話の本題は、可愛そうな奴と可愛そうな奴が激突する話である。





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