第11章


[05] 


ようやくトキワの森に到着した。
「…これが…トキワの森…?」



ここがトキワの森?
俺の生まれ育った森がここなのか?
森にある木全てがなぎ倒され、もはや森とは呼べない状態になっていた。
「な、何ここ…」
「なんか様子が変です〜!」
「こわーい」



森にいるキャタピーに話を聞いてみることにした。
「おい、キャタピー。何があったんだ?」
「う、うわぁ!ピカチュウだー!殺されるー!逃げろー!」
「お、おい、待てよ!」
「…ここの人達はピカチュウを恐れているんでしょうか?」



トイレで出会った俺にそっくりな奴が頭をよぎった。
もしや、アイツの仕業か…?




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