第11章


[04] 


「私はまたボーマンダと共にあの御方をを探す旅に出ます。すみませんが今はあなたの協力はできません。」
「…そうか。」
「それでは…。」
ミロカロスは去っていった。
「……………。」



ミロカロスが離れ話が終わった事に気付いた手下達が駆け寄ってくる。
「…ねえ、何の話だったの?」
ミミロップが不機嫌そうに聞いてくる。
「…他愛もない話だ、気にするな。」
「ふぅん…別にいいけど。」



「ね〜、そのぴかぴかのうでわなに〜?」
「奴に貰った。…目覚めるパワーの様なものが使えるらしい。」
「へえ、便利ですね〜。」
「ふん、良かったわね!(何よ〜!?あの女、貢ぎ物でピカチュウを釣る気〜!?)」
…?
「もういいだろう、さっさとトキワの森に向かうぞ。」



この後、しばらくミミロップは不機嫌だった。
俺が何をしたというんだ?




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