第1章


[05] 


小一時間後…

「で、何?私に協力してほしいわけ?」
やっと理解したか…。
「そうだ。今は少しでも多くの力が必要だ。お前のような奴の力でもな。」
「失礼しちゃうな〜。それにさっきから貴様、とかお前、とか言ってるけど私にはミミロルって名前があんの!」
できるだけ優しく勧誘してやったつもりだが駄目そうか…?こうなったら力付くでも…。
「でもまあいっか!この森での平凡な生活にも飽きてたし。協力してあげるよ!そのかわり…」
どんな条件を付けてくるつもりだ?珍しい木の実か?進化の石か?それとも…
「…そのかわり?」
「私、組織の四天王の一人ね!そういうのあこがれだったんだよねー。」
「…は?」
「し・て・ん・の・う!わかる?なんか偉くて強い四人組!」
そんな事かくだらない…。
「いいだろう。四天王でもなんでも好きにさせてやる。」
「やったー。じゃあ、これからよろしくね!え〜と、ペカチュウ?」
「ピカチュウだ!」

こんな奴で大丈夫なんだろうか…?不安になってきた。

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