淡い記憶


[07]マヤ2


煙草買って、歩いて帰ってて中間地点でヤマさんが。
「あっ…ライターねぇ…。」

「信じらんない!普通チエックするでしょっ!」
「大丈夫。車にあるから、」

アタシたちゎヤマさんの車で来てた。
「えっと…」
「はやくしてよっ!」アタシゎ寒い中車の外でイライラしてた。
車からアタシの好きなMINMIが流れる。
「あっ!MINMI!これって新しいヤツじゃん!買ったの?」
「…チョット聞いてく?」アタシとヤマさんゎ車で音楽を聞いてた。
「この曲メッチャ好き!ラー♪」
アタシは、機嫌よく歌う。ヤマさんがほほ笑んでる。
「マヤちゃん…さっきごめんな…。オレキスしちゃって…。」

「寝ぼけてたんでしょ?許してぁげるゎよ。」

「………確信犯です。」

ヤマさんが目を逸して赤くなる。

アタシもつられて赤くなる。

「さっ!最低!」

「マヤちゃんの唇すっごく色っぽくてさ…。」
「ゴメン!皆のとこ戻ろうか…。」

ガシャッ

マヤは、ドアに手をかけたヤマさんの手をどけロックをかけた。
「もっといぃことしたくない?」
悪戯にマヤが笑う

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