〜第3章〜


[17]がんばる


「えらく勉強熱心ね」
ルビーが教えながら聞く。


「俺。文字読めるようになってレイの小説読みたいんだ。」


「……健気な事。」
ルビーが部屋から立ち去る。


それから数時間の間ハルカは、一人で文字の勉強をしていた。



「ふぅ。今日は、ここまでにしよっと。」

ハルカが鉛筆を置く。


「んーっっ!疲れたぁ」

何時間も集中して勉強していた為肩が凝っていた。


「レイは何してるかな?」
ハルカは、レイの事が気になり部屋に向かう。





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