〜第3章〜


[16]勉強


ハルカは終始にやけそうになる口元をひきしめてぉくのが大変だった。

「一目惚れ…レイが俺に…フフ…運命とか信じちゃうかもな。」
デレデレしているハルカだった。


レイは、相変わらずだった。
パソコンの前でカタカタとキーボードを弾き、仕事をこなしていた。

ハルカとは違いデレデレする様子もない。
真剣な眼で資料に目を通し、分厚い本を開きながら小説を書いていく。


ハルカもレイとの生活にすっかり慣れ、前みたぃにレイの仕事を邪魔することもなくなっていた。

ハルカは、文字の読み方書き方を勉強していた。学校に行ってなかった為読み書きがほとんどできない。

一生懸命1人で、テレビの前に行き人が話す言葉や絵などを一致させて勉強していた。

分からない時は、たまにルビーが助けてくれた。

[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.