出会い…


[07]7


「みぃ〜、大丈夫ですよレナ。」
レナの頭を撫でて優しく微笑んだ。
「はぅ〜、梨花ちゃんお持ち帰り!」
レナはおもっきり梨花を抱きしめてマヌケな顔をしていた。
「でたね、レナのカワイイモード!」
魅音もちゃかすように言った。
「よかったですわね、梨花。」
沙都子も高い笑い声を出しながら言った。
四人はまるでさっきあった事を忘れるように笑い続けていた。


圭一は走り続けていた。
レナの顔を見たとたん自分の中にある雛見沢にたいする怨みが消えそうになったのを圭一は感じていた。

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