出会い…


[08]8


「ちがう…ちがうんだ。」
圭一は独り言を呟きながらある場所を目指していた。
圭一だけが知る秘密の場所。
初めて雛見沢に来た時、圭一はあてもなく一人で歩いている時に発見した。
回りは木と湖しかない静かな場所だった。
「はぁはぁ、俺はあいつらを怨んでいるんだ。」
目的の場所に着いたとたん圭一は倒れるように座りこんだ。
「心なんて許すものか…」
圭一は自分の手を握りしめた。
「君、そこで何しているの?」
木の向こうから一人の少年が圭一に話しかけてきた。

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