出会い…


[04]4


圭一は一人で学校に行き教室の前で立ち止まった。
教室の中からは楽しそうに話しをする声が聞こえていた。
圭一がドアを開け教室に入ると誰もが話しをやめて圭一を見つめた。
圭一はクラスから浮いている存在だった。
しかし、すべて圭一が自分から仕掛けた事だった。
「おはよう〜。」
暗かった教室の空気が魅音の言葉でいっきに明るくなる感じがした。
「おはようございます、魅音さんレナさん。」
北条 沙都子(ほうじょうさとこ)が安心したように魅音達に駆け寄った。
「おはようです。みぃ、レナ。」
続いて古手 梨花(ふるてりか)も話しかけた。

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