恋×2(完結)


[08]×2−1


囁いて、またゆっくりと唇を寄せる。
今度は、軽いキスを何度も繰り返す。

柔らかな唇の感触を、存分に味わってから、舌を伸ばした。
半開きの唇は、俺の舌をすぐに受け入れる。

「んっ……ぅん…っは……」
お互いの舌が探りあい、そして、何度も絡み合う。

今、この瞬間の青木の表情を、見れないことがとても残念だ…
でも、それ以上にキスの誘惑に逆らえない。

青木とキスを交わすだけで、甘い痺れが俺を駆け巡り、支配する。
そして、残酷な欲望が、頭をもたげる。

モット、ホシイ
モット、モット、ホシイ


深い口付けを交わしながら、制服の上からそっと胸を
撫でてやる。

「っんぁ…っく……んん…」

柔らかな感触の胸を揉みながら、耳もとで囁く。

「…ひゃ…んあっ……んやぁ!」
「耳ダメなんだ…こっちは?」

ブレザーの上からでも、確認できるくらい立ち上がった乳首を、ぴん、とはじいた。
敏感に反応して、跳ね上がる肢体…


首筋に舌を這わせながら、ブレザーとブラウスを焦らすように、ゆっくりと脱がせた。


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