闘魂!第4巻


[04]第34話


拳「龍」

龍「わかってる」

陽炎「邪神…」

拳達は食堂に戻った

ガラガラ

明美「あら拳ちゃんおかえり」

拳「丁度よかった!話がある」

明美「どうやら同じ事みたいね」

拳「これより、邪神に向けてチームを作る」

サスケ「それぐらいじゃ済まないかも」

拳「あんたは?」

明美「私の弟子でサスケって言うんだ」

サスケ「よろしく」

拳「邪神は親父の時みたいに、一人で倒せる相手じゃないと思う」

龍「確かにあれは強敵だった」

拳「グループはお前等で作れ!俺と龍と明美は援護に向かう」

明美「なんでか弱い私が援護なのよ〜」

拳「妖怪が文句言うな」

ドカーン!

明美「誰が妖怪じゃい!」

拳「いてて…それだけ打撃があれば、充分役目は果たせるでしょうに」

明美「あんたもう一発殴られたい?」

拳「わかったわかった!悪かった!」

たかし「で?どうやって邪神探すの?」

拳「それを今から考える」

たかし「おい!」

明美「仕方ないわよ、人間に化けてるんだし」

拳「そうそう、明美みたいに…」

ドカーン!!!!

明美「しばらく死んどけ!」

たかし「落ち着いて下さい!」


龍「まぁ出るのを待つか」

サスケ「邪神の目的はこの島…それに能力もそれぞれ違うから弱点の探しようがない」

龍「あんたけっこう詳しいな」

サスケ「邪神を調べに島々を捜索してたからね」

陽炎「邪神の親玉…俺知ってる」

全員「!!!」

龍「誰だ?」

陽炎「白虎地区の牙…」

龍「あいつか!」

明美「でも、今は玄武地区に監禁中でしょ?」

龍「まず、どうするかだな…」

拳「それより真人は?」

ハルカ「いつの間に起きたの!」

明美「真人くんなら竜馬と一緒に出かけたわよ」

拳「たくっこんな時に」

――――――――――

真人「竜馬!」

竜馬「なんだよ」

真人「修行だ修行!」

竜馬「やっぱりやるの?」

真人「いつ邪神が来るかわからないんだから!」

竜馬「はりきってるね…」

真人「当たり前だろ!サソリに負けたんだから!」

竜馬「よっぽど悔しいんだ」

真人「だから次はもっと強い奴を倒す!」

――――――――――

拳「行くぜ!お前等!」

いま!決戦の時!

拳「俺に…行かせてくれ!」

たかし「拳さん!」

ドカーン!


明美「死ぬんじゃないよ」

拳「俺は…守るものがある限り!負けない!」

『劇場版 喧嘩魂!』

負けられない戦いが ここにある

――――――――――

たかし「おい!なに映画の予告風にしてんだよ!」

拳「いいだろ?あの小説が!ついに映画化〜!みたいなノリで」

たかし「ダメですよ!てか誰もわかりませんよ!」

拳「だって〜一本ぐらい映画出しとかないと続かねぇぜ」

龍「じゃあもっと子供向けの映画の方が」

――――――――――

負けられない戦いがここにある!

「なんだてめぇ」

龍「俺か?俺は通りすがりの仮面ライダーだ」

ドカーン!

拳「龍、一人ででしゃばるなよ」

拳・龍「変身!」

『劇場版 仮面ライダー龍』

いま!決戦の時

――――――――――

拳「いいね〜それ〜」

たかし「ダメだから!放送禁止になるから!」

ハルカ「やっぱり〜 恋愛的な方が人気出そうじゃない?」

――――――――――

あの小説が!ついに映画化

ハルカ「拳様…来ては行けません」

拳「マツニダ〜」

ハルカ「なんで何処までも追いかけてくるのです…」

拳「アナタのコトガ、シュキダカラ」


『冬のアナタ』

ハンカチをご用意下さい…

――――――――――

拳「オェ〜!誰が見るか!そんなもん!」

ハルカ「失礼ね!」

たかし「全部だめ!」

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