闘魂!第3巻


[09]第29話


竜馬「サソリがいるのはこの辺だけど…」

サソリ「俺に用か?ガキ共!」

真人「お前を倒しにきた」

サソリ「ギャハハハハ〜!本気か?負けるぞお前等」

竜馬「やってみろ!」

サソリ「まぁ暇潰しにはなるか!切り裂け!紅サソリ!」

真人「赤い刀!」

サソリ「なんだ、てめぇ等手ぶらで来たのか」

真人「俺等は素手で上等」

サソリ「死ぬぜ!」

竜馬「武器を持ってたら勝てるのかよ」

サソリ「可能性はある、だが手ぶらだと0%だ!」

真人「自信はあるみたいだね」

サソリ「お前等こそ、手ぶらで自信あるみたいだな」

真人「10年間鍛えられてますから」

サソリ「じゃあ本気でいいな」

真人「いつでも」

サササッ!

ブンッ

真人「速い!」

スパッ

竜馬「斬るのに無駄がない…」

サソリ「死ね!」

カンッ

サソリ「誰だ」

サスケ「悪いね〜、邪魔させてもらうよ」

竜馬「てめぇ!」

サクッ

竜馬の前に刀が刺さった

竜馬「白い刀」

サスケ「白刀・白い馬そいつの名だよ」

竜馬「俺に使えと…」

サスケ「断る権利はないよ!俺を倒すまではね」

竜馬「親父…」


竜馬は刀を抜いた

サスケ「俺の黒刀・黒い龍だ」

竜馬「いざ!」

サソリ「話ついたみたいだね」

真人「こっちも1対1でちょうどいいや」

―――――――――

カンッカンッカンッ

サスケ「遅い」

ズサッ

竜馬「グワッ!」

サスケ「まだ刀は振れる!来い!」

―――――――――

サソリ「ギャハハハハ!そこだ!」

ズサッ

真人「くっ!」

サソリ「なかなかの逃げ足、深くは斬れないな」

真人「狙いが1人だと命中率が高いな…」

サソリ「二頭追うもの一頭も獲ずってね」

真人「まだ本気じゃないんだろ?」

サソリ「わかった?」

真人「遊んでるな」

サソリ「そうさ!ザコ相手にはね」

真人「この野郎!」

―――――――――

カンッカンッズサッ

カンッカンッズサッ

竜馬「はぁはぁ…」

サスケ「もう終りか?大量出血で貧血かな?」

竜馬「うるせぇ!はぁはぁ…」

サスケ「悪いが」

―――――――――

サソリ「俺は」

―――――――――

サスケ・サソリ「殺し屋だ!」

――――――――――

サスケ「明道の息子とはこの程度か!お前の親父もザコだな」


竜馬「親父の…悪口を…言うな…」

サスケ「親父がオカマだと、息子も苦労するな〜」

竜馬「!!!」

―――――――――

拳「お父さんがオカマなら、子供も苦労するな〜」

竜馬「お父さんを悪く言うな!」

拳「お前は親父が好きか?」

竜馬「うん…ぼくはお父さんが好き!でも…」

拳「じゃあ気にするな」

竜馬「?」

拳「誰がなんと言おうと、お前にとったらいいお父さんだろ?」

竜馬「うん…」

拳「俺が見てもわかる」

竜馬「なにを?」

拳「お父さんは強いよ、お前が考えてるよりずっと」

竜馬「…」

拳「お父さんの子供なら!お前が弱くてどうする」

――――――――――

竜馬「俺は…そんな親父の息子だ!」

サスケ「来るか」

ズサッ!

バタンッ

竜馬「白馬!」

サスケ「グハッ!いまの…見えな…かった…」

竜馬「二度と…親父をバカにするな」

――――――――――

真人「グハッ!」

サソリ「元気がいいのは口だけか?」

真人「こいつ…強い…」

サソリ「今ごろ気づいたか!だがもう遅い!」

カンッ!

真人「!!!」

サソリ「なに!」

ライト「お待たせ!」


真人「ライト!お前今までどこに!」

ライト「それはこっちのセリフでしょうに!お前を探しに2てにわかれたら俺だけおいて行かれてよ」

サソリ「餌が二匹か」

ライト「悪いけど、戦う気ないんで!てか俺負けるし」

サソリ「誰かさんと違って、自分の力よく理解してますな」

ライト「俺は攻撃タイプって言うより知能タイプだからね」

サソリ「どう考えても俺には勝てないか」

ライト「そうじゃないよ」

[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.