闘魂!第3巻


[08]第28話


真人「次はあの島だな」

真人達は島に着いた

ライト「この島は平和だから、休憩するのにいいかもね」

「よってらっしゃい!みてらっしゃい!」

チラシ配りが現れた

ライト「その新聞おくれ!なになに…」

竜馬「なんて書いてある?」

ライト「紅サソリ賞金10万だって」

真人「紅サソリ?」

ライト「邪神紅サソリ、人斬りのサソリだよ」

真人「強いのか?」

ライト「カズラより強い」

真人「じゃあたいした事ないな」

竜馬「人斬りって事は、刀かなんか持ってるの?」

ライト「持ってる…それも赤い刀」

真人「それを持って帰ったら!10万なんだな!」

ライト「でも簡単じゃないと思うよ…」

竜馬「今回はやめた方がって!」

真人はすでにいなかった

ライト「やれやれ…」

―――――――――

真人「かかって来い!紅サソリ!賞金10万ヤッホー」

ドスッ

体のデカイ男とぶつかった

「てめぇどこ見て歩いてんだ!」

真人「すみませ〜ん、あまりにデカイので 着ぐるみ かと(笑)」

「俺様はサソリを倒しに行くんだ!まずはてめぇからだな!」

ブンッ

真人「ひょい」


「こいつ!」

ボフッ

「グハッ!」

真人「動きにぶすぎ…相手にならないよ」

「このクソガキが!」

カチャ

男は銃を取り出した

真人「!!!」

スタッ

謎の男が現れた

謎の男「そのガキに銃は反則じゃないのかな?」

「てめぇは、サスケ!チッ!今日のところは見逃してやる…」

男は帰って行った

サスケ「君もサソリ退治?」

真人「そうだよ」

サスケ「ん〜いまの君じゃ無理だね」

真人「なんだと!かかって来い!」

サスケ「そんな力じゃ〜僕には勝てませんよ」

サスケは真人に木刀を渡した

真人「悪いが俺は素手で行かせてもらう」

真人は木刀を投げた

サスケ「後悔するなよ!」

カコン!

真人・サスケ「!!!」

竜馬「やっと見つけた」

竜馬は真人が捨てた木刀を持っていた

サスケ「その構えは…明道の息子か!」

竜馬「なんで親父の本名を知ってる!」

サスケ「本名?やはりオカマになった噂は本当だったようだな」

ドカーン

竜馬「親父をそんな風に呼ぶな!殺すぞ!」

真人「竜馬!落ち着け!」

サスケ「自分の生きたかを曲げない、それを貶(けな)す奴は許さない」


竜馬「……」

サスケ「親父そっくりだな」

竜馬「お前は親父のなんだ!」

サスケ「ライバルかな〜」

竜馬「ライバル?」

サスケ「白刀と黒刀の二人」

竜馬「知らないな」

サスケ「お前の母親が青龍地区って言うのは?」

竜馬「それは知ってる」

真人「あまりこいつにデタラメな事言うなよ!」

サスケ「どうしたら信じてもらえるかな〜?」

竜馬「まぁ敵ではないみたいだし…」

サスケ「お前はなぜサソリを狙う」

真人「邪神を倒して強くなる!」

サスケ「俺を倒せない奴が強くなる?まずは、俺をこえてからにしろ!」

真人「上等だ!」

竜馬「真人!まずは、二人で邪神を倒す!それからだ」

真人「………」

サスケ「二人なら倒せると?」

竜馬「俺は白刀の息子じゃない」

サスケ「……?」

竜馬「俺等は麒麟の弟子だ!」

真人「そうだな」

竜馬「行くよ!真人」

真人「お前が仕切るな!(笑)」

サスケ「麒麟…か…」

―――――――――

明道「サスケ」

サスケ「なんだ?」

明道「俺、青龍地区に女が出来た」

サスケ「あの島外れのか!」

明道「子供が出来たら、この白と黒い刀の名をやる」


サスケ「白い馬と黒い龍…」

明道「竜馬じゃ」

サスケ「いい名前だな」

明道「じゃあな、サスケ」

サスケ「本当に行くのか?」

明道「男に二言はないよ!俺が言葉を曲げる時があれば、女にでもなってやる(笑)」

サスケ「女ができたら絶対守るって言ってたもんな(笑)」

笑顔で手を振り去って行った

―――――――――

サスケ「お前の息子も、真っ直ぐな目をしてるな…明道…」

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