闘魂!第3巻


[04]第24話


戦争は静かに終わっていった…

どぶろくは発見が遅く…息を引き取っていた

拳「親父…いい最後だったぜ」

真人「おじちゃん…ボク家にいていいの?」

拳「なにも気にするな!お前はここにいろ」

たかし「そうですよ!陽炎くんもいますし!」

龍「俺も毎日くるからよ」

真人「ありがとう」

ハルカ「お待たせ〜!料理作ってきたわよ」

拳「お!うまそうじゃん!」

ハルカ「はい!あ〜ん」

拳「バカかお前は!右手使えるって〜の!」

真人「おじちゃん、あ〜ん」

拳「あ〜ん」

たかし「相変わらずですね(笑)」

明美「あらま〜みなさんお揃いで」

サトミ「拳さん大丈夫?」

拳「これが大丈夫にみえるか?(笑)」

たかし「腕は戻らないんですか?」

孔雀「ない部分の再生は無理ね…移植ならなんとか」

明美「拳あんた、親父さんの腕もらいな」

拳「え?」

明美「あんた親父さんと似てるから」

拳「誰が死人の腕なんか」

ベシッ

拳「いってぇな!」

明美「親父のカタミだよ!もらってやんな」

孔雀「じゃあ始めます」

二時間後

孔雀「終わりました!慣れるまでしばらくかかりますが」


拳「上等だよ」

明美「これで一心同体ね」

拳「ありがとうな!みんな」

真人「じゃあ修行手伝ってね(笑)」

拳「慣れたらな」

明美「今日はパーッといくわよ〜!」

全員「おぉ〜!」

――――――――――

それから10年の時が過ぎた

真人「竜馬〜!」

竜馬「真人!いまから行くわ」

明美「久しぶりね〜!大きくなって〜」

真人「げ!怪人!」

明美「このクソガキが〜」

ブンッ

真人「ホイッ」

ブンッ

真人「よいしょ」

ブンッ

真人「当たらないよ〜」

明美「けっこう身軽ね」

真人「兄貴にいつも追いかけられてるからな」

明美「兄貴?」

竜馬「真人行こう」

ガラガラ

真人「兄貴ただいま」

拳「おかえり」

龍「お前のパートナーか」

竜馬「よろしくお願いします」

拳「真人」

真人「なに?」

拳「てめぇ!俺のオレンジジュースのんだだろ!」

ドカーン!

真人「ごめんなぱ〜い」

ハルカ「拳!片づけ大変なんだからね!」

真人「竜馬逃げるぞ!」

竜馬「おう!」

拳「たく…」

ハルカ「まだまだ子供ね(笑)」

――――――――――


???「時は満ちた…」

――――――――――

二人は玄武地区に来ていた

真人「船だ!」

竜馬「いいな〜」

亀梨「こらこら!危ないじゃろ」

真人「俺!船乗りたい!」

亀梨「子供はまだ無理だ」

真人「いつまでも子供扱いすんな!」

亀梨「もう少し大きくなってからな」

真人「ベ〜だ!」

真人は家に帰った

真人「兄貴!俺旅にいきたい!」

拳「は?ガキがなに言って…」

ハルカ「いいんじゃないの?可愛い子には旅をさせろってね」

拳「可愛いね〜」

真人「なんだよ!俺はもっといろんな所に行きたいんだ!」

拳「お前みたいな奴は、外にでたら即死だな」

真人「バカにすんな!」

拳「どっちがバカだ!」

真人「俺は!兄貴の弟子(でし)なんだぜ」

拳「好きにしろ」

ハルカ「兄弟って言うより親子ね(笑)」

拳・真人「………」

次の日

真人「行ってきま〜す」

拳「おう!」

真人は竜馬の所に向かった

真人「竜馬〜」

竜馬「いま行く〜」

二人は玄武地区に向かった

真人「竜馬は船を動かせ!俺はみんなの気をそらす!」

竜馬「わかった」


真人「鬼さんこちら〜」

亀梨「また昨日のガキ!待て!」

真人「こっちだよ〜ん」

「いたぞ!」

真人「ひょい!よっと!」

「ちょこまかと〜」

真人「竜馬!」

竜馬「あいよ!」

真人は船に飛び乗った

真人「出発〜」

亀梨「くそ…逃げられた」

真人達は大海に出た

そして、未来に向けて新たな旅が始まる

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