闘魂!第2巻


[03]第13話


サトミ「はい」

拳「なぁ、なんで男って事隠すんだよ」

サトミ「昔…好きな人がいたの…」

拳「…」

サトミ「それはサッカー部の先輩で…好きだった…でも、やっぱり男同士だし無理なのかなって…だから、女の子になれば付き合えると思って…女の子を演じ続けて…」

拳「お前はそれでいいのかよ」

サトミ「…」

拳「自分らしさをグッと堪えて!ほめられるのが好きなのかよ!なりたい自分を振り返っても!お前は笑顔でいられるのかよ」

サトミ「それは…」

拳「前を見ろ!男が好きだろうが、女が好きだろうが!そんなの関係ねぇ!大事なのは、そのままの自分を好きになってくれるかどうかだろうが!」

サトミ「拳さん…」

拳「好きなら、一生懸命好きになればいいじゃねぇか」

サトミ「私!頑張る!」

拳「なんかあったらいつでも来いよ」

サトミ《私…あなたの為に頑張るね》

次の日

サトミ「おはようございま〜す」

明美「あ!サトミちゃ〜ん休暇どうだった?」

サトミ「おかげさまで」

真奈美「あれ〜サトミ〜なんかちがうくな〜い」

加奈子「ホントだ〜なんか綺麗になってる〜」


サトミ「恋する女は変わるのよ(笑)」

真奈美・加奈子「やだこわ〜い」

明美「昨日の内になにがあったのかしら」

サトミ「それは〜ひ・み・つ」

―――――――――

ハルカ「私ってさ〜かわいいし〜綺麗じゃ〜ん」

猫「ニャ〜」

ハルカ「なのに彼って冷たいのよ〜」

猫「ニャニャ〜」

ハルカ「セクシーよりキュートの方がいいのかな?」

猫「ニャ〜?」

ハルカ「迷うわ〜こんな風になっちゃうのは、あなたが好きだからよ」

猫「ニャ〜」

ハルカ「あの人のタイプって〜なにかな〜」

猫「ニャ〜」

ハルカ「普通の女の子の方がモテたりして!綺麗って罪よね〜」

猫「ニャニャニャニャ〜」

子供「ねぇママ〜あの人変」

ハルカ「私って変…?」

ドカーン!

拳「うっせぇよ!一人でブツブツ!気持ちわりぃよ!」

ハルカ「題名にそって話ししてるんでしょうが!」

拳「もう終わってるの!すでに完結してるの!」

ハルカ「いいじゃない!」

拳「あのな!作者が『スペースがなかったから!もう1つタイトル作ろう』なんて言ったら『やべ!もうネタないや!』ってノリで空いたスペースをオマケにしたからって!」


ハルカ「私の出番少ないんだから!いいじゃない!」

拳「あのな!それは作者が!『やっぱり草食系男子にもヒロインはいるよね〜』的なノリで作った人物なんだから!『とりあえず片想いで』って言う設定なんだから!」

ハルカ「なによ!その適当な人物!」

拳「言っとくけど!好きにならないから!作者が『そろそろ結婚』とか言っても反対するから!」

ハルカ「ちょっとぐらい!『この女なら…』って気まずい空気ぐらい」

拳「なにそれ?思春期の恋愛ですか?席が隣で、ほとんど会話の無いあれですか?」

ハルカ「もう少し女として見てって言ってるの!害虫扱いじゃない!」

拳「害虫だよ!前回のゴキブリだよ!正直いらねぇよお前!」

ハルカ「そこまで言う?彼女の前でそこまで言う?」

拳「だから!彼女でもヒロインでもないから!俺はみとめないから!作者が『頼むよ〜』とか言われてもな!」

たかし「ちょっと!真面目にやってくださいよ!拳さんなに作者に対してキレてるんですか!」

拳「キレてないっすよ」

たかし「古!かなり古!テレビで最近みてないよ!」

拳「大丈夫!なんかの再放送で出てくるから」


たかし「てか…なんか雑談で閉めちゃった…」

拳・ハルカ・たかし「………」

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