闘魂!第1巻


[05]第5話


ハルカ「なんで私を見てくれないのさ〜やっぱりMよりSの方がいいのかな?」

???「待ちくたびれたぜ〜ハルカちゃ〜ん」

ハルカ「ショパン…」

ショパン三世「ジケンとドザエモンも一緒だぜ」

ハルカ「…」

ショパン三世「お金盗んでくるって言うから〜首を長〜くして待ってたんだぜ?」

次犬「見たところ、しくじったみたいだな」

ショパン三世「お前にしては珍しいな〜」

ハルカ「私…やめ…」

ショパン三世「やめる、とか言わないよね〜ハルカちゃ〜ん」

カチャ カチャ

ジケンとドザエモンは銃と刀を取り出した

ショパン三世「君の魅力は売りなんだよ?ここを抜けたらわかってるよね?」

拳「いいとしこいて〜ナンパですか?このやろ〜」

ショパン三世「なんだてめぇは?」

拳「ナンパ…にしては派手だな」

ショパン三世「お前等やっちまえ」

ドキュン!ドキュン!

拳「あぶねぇだろうが!」

ボフッ

ジケンの腹にパンチを叩き込んだ

次犬「ガハッ!」

拳「はい!次〜!」

ドカーン

土左衛門「グハッ!」

ショパン三世「やるじゃ〜ん」

拳「次はお前だ」


ショパン三世「よかったら、うちのチームに入らない?」

拳「断る」

バシッ

拳は腕を捕まれた

???「うちの地区で暴れるな」

ドカーン

拳は吹っ飛んだ

拳「グハッ」

ショパン三世「ありがとな〜とっつぁん」

???「おしまいにしようぜ」

ガシッ

???「放せや」

親父「うちのせがれに用があるなら、わしを通してからにしてくれるかな?牙(キバ)」

拳「親父!」

牙「懐かしいな〜どぶろく」

親父「喧嘩は、大会までとっとけ」

牙「もう30年か、はぇな…今回は死人だすなよ、どぶろく」

親父「…」

拳「なんだよ!大会って」

牙「30年に一度の地区争い、陣取りみたいなもんだ」

拳「たしか親父が勝ったんだよな?それで『伝説の喧嘩師』の称号を得た」

牙「今回は気をつけろよな、青龍地区に子供できたみたいだし」

親父「わしにも、こいつがおるわい」

牙「こんなこぞう、俺が潰す」

拳「おもしれぇ!やってやろうじゃねぇか!」

親父「拳、帰るぞ!ここは争う場所じゃねぇ」

ハルカ「ショパン、私この人の方につきます」

ショパン三世「な〜に言ってんの〜」


ハルカ「私、この人を守りたいの」

拳「バカ野郎、守られといて…俺が守ってやるよ」

ハルカ「え?」

拳「そのかわり近づくな!触るな!トイレの匂い消しとけよ」

ハルカ「だからトイレじゃないです!」

親父「じゃあまたな、牙」

牙「殺す気で来いよ!」

三人は食堂に帰った

ガラガラ

親父「ただいま」

親父は牙の言葉を思い出した

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牙『青龍地区に子供できたみたいだし』

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龍「おかえり、誰もきてないよ(笑)」

親父「そうか《まさかな…》」

拳「なぁ龍!お前大会の事聞いたか?」

龍「知ってるよ、でもあまり興味ないし(笑)」

拳「俺はでるぜ」

龍「そうなんだ!応援するからよ(笑)てか誰に挑発されたんだ?」

拳「挑発じゃねぇ!俺が一番になりたいだけだ」

龍「まぁお前ならなれるかな」

拳「お前が出たらもっと面白いのに(笑)」

龍「大会で喧嘩するより、お前と組んでる方が面白いや(笑)」

拳「たしかに!二人いたら敵なしだからな(笑)」

たかし「あの〜僕の事忘れてません!」

拳「お前弱いし」

たかし「ちょっと!」


龍「まぁまぁ(笑)」

たかし「じゃあ僕に喧嘩教えてくださいよ!」

拳「あのな!喧嘩って言うのは、守りたいモノがあってするもんだ」

たかし「守りたいモノ…」

拳「一方的にするのは、ただの暴力なの」

たかし「すみません…」

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