闘魂!第1巻


[04]第4話


ガラガラ

親父「いらっ…しゃ…」

謎の女「飲み物、もらえるかしら?」

たかし・龍「美人だ〜!!」

龍「あの〜お名前は?」

ハルカ「ハルカです」

たかし・龍「ハルカちゃんか〜」

ハルカ《私の美に勝てる相手はいないのよ》

たかし「僕たかしです!」

龍「俺は龍!」

ハルカ「そっちは?」

龍「あ〜気にしないで!ほっといていいから!」

親父「はい!姉ちゃん綺麗だね〜」

ハルカ「ありがとう、オジサマ」

ドキュン

親父「オジサマ(萌)」

拳「アホらしい」

龍「ハルカちゃんは〜どんなタイプが好き〜」

ハルカ「あなたみたいな人かな」

ドキュン

龍「ビンゴ(萌)」

たかし「あの僕は」

ハルカ「なに?タカチャン」

ドキュン

たかし「タカチャン(萌)」

ガラガラ

拳は店を出た

ハルカ「チッ《1人逃がしたか》まぁいいや」

ハルカは香水を取り出した

龍「それなんの香り?」

ハルカ「かいでみる?」

三人は顔を近づけた

シュッ バタバタバタ

ハルカ「ごめんなさいね、睡眠スプレーなの」

ハルカは店を出た

ハルカ「あ!いたいた」

拳「なんだよ!」


ハルカ「逃げなくていいじゃん」

拳「暑苦しい!放れろ」

ハルカ「も〜照れちゃって」

拳「放れろって言ってんだろうが!加齢臭が!」

ドカーン!

ハルカ「いった〜い《私の美が効かない!》」

拳「お前トイレ臭いんだよ!」

ハルカ「こ!これはラベンダーなんです!」

拳「ラベンダーかインベーダーかわかんねぇけど!お前みたいな歩く便器!」

ハルカ「ちょっと!レディに向かって!」

拳「なにがレディだ!大人の女気取りですか?」

ハルカ「私の美しさがわからないの?」

拳「お前よりそこら辺に生えてる花の方がよっぽど美しいよ!」

ハルカはその場に倒れた

拳「用がないなら帰るぜ」

ハルカ「なんで…私の美が…あいつ」



ガラガラ

拳「ただい…ま」

龍・たかし「ない!ない!財布がない!」

親父「店の金盗まれた〜」

拳「あの女か」

龍「たぶん…」

ガラガラ

親父「拳!どこに」

拳「ちょっくら散歩だ」

バタン

拳はハルカを見つけた

ハルカ「なんの用?」

拳「お前、金盗んだろ!」

ハルカ「私と付き合ってくれたら返してあげ…」

ドカーン!


拳「だから女は嫌いだ、汚ねぇ事すんなよ!女ってのはな!心が綺麗なら、自然と体も綺麗になるんだ!」

ハルカ「…」

拳「前を見ろ!お前が弱くてどうする!せっかく綺麗な体してんだ、心で汚すな」

ハルカは鞄から財布とお金を取り出した

ハルカ「ごめんなさい…」

拳「あと、トイレの匂い消しとけよ」

ハルカ「と…トイレじゃないです《いつか…あの人の心盗んでやる》」



ガラガラ

拳「ただいま」

龍「あ〜俺の財布!」

親父「外にでも落ちてたか?(笑)」

拳「さぁな、それよりオレンジジュース」

親父「ヘイヘイ」

ガラガラ

親父「いらっしゃ」

ハルカ「ダーリ〜ン」

拳「ウザいんじゃ〜」

ドカーン

ハルカ「私を痛めつけて楽しんでるのね!あなたにムチをうたれるなら!私はずっとたえてやる〜」

拳「出ていけ〜!」

ガッシャ〜ン

拳「はぁはぁはぁ」

龍「あ〜あ、やっちゃった」

ハルカはどっかに行ってしまった

親父「追いかけねぇのか?」

拳「めんどくせぇよ」


龍「あいつ、お前に惚れたな」

たかし「もったいない」

拳「あ〜うるさいうるさい!わかったよ!探しゃいいんだろ!」

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