闘魂!第11巻


[02]第97話


寿「まさか、クローンを倒す術をおもちとはね」

和也「あれが本体か」

金時「かせ」

龍「ちょっと!」

金時は龍の手袋を取った

拳「俺もあいつが嫌いだ」

金時「一度ぶん殴っときたい」

寿「下界と霊術の使えない者が、私に何ができる」

金時・拳「おりゃ〜!」

寿《私は黒潮と同じ、水になり技をかわせ!》

ドカーン!

寿「グハッ!」

宇治「まともにくらいましたね…」

寿「………なぜだ!」

宇治「その宝玉には霊術は効きませんよ」

寿「おのれ!」

天閣「消花」

天閣は寿の後ろにいた

寿「う…」

天閣「あんたは存在せん…存在させへん…」

ヒラヒラ…

バタン

宇治「天閣さん!」

和也「高度な霊術の使いすぎだ…しばらく休めば時期目が覚める」

拳「帰るぞ龍」

――――――――――

ガラガラ…

拳「ただいま」

ハルカ「お帰りなさい」

明美「あら拳ちゃんお帰り〜」

金時「結局ここか…」

宇治「しかたありませんよ(笑)」

紅葉「ねぇちゃん久しぶり〜」

ハルカ「久しぶり(笑)」

ガラガラ…

たかし「あ!拳さん!帰ってたんですか!」

ガラガラ…

真人「拳帰ってるの!」

竜馬「こんにちは」

明美「ここじゃなんだから店にきな」

――――――――――

サトミ「お帰りなさ〜い」

拳「なんか久しぶりだな〜」

天閣「すんまへんな〜わいまで」

明美「なに言ってんだい」

靈「ちゃおっす」

金時「またてめぇか」

靈「あまりゆっくりするな」

紅葉「え〜」

靈「次の世界へは金時と拳と紅葉に行ってもらう」

拳「おいてめぇ勝手に決めるな!」

靈「よいしょ」

ドンッ

ドアの様なものが出てきた

靈「夢の宝箱が壊れかけているんだ助けにいけ」

金時「断る」

紅葉「俺行く」

金時「紅葉」

紅葉「強い敵がいるなら相手してみたいじゃん(笑)」

金時「………たく」

拳「それなら俺も行く」

金時「お前はいろ、俺が行く」

拳「また脇役はごめんだね」

金時「メシ食って寝ろ」

靈「早く行け!」

ドンッ

金時達はドアに入った

金時・拳「うわ〜!」

紅葉「ヤッホー!」

―――――――――

???「おいガキ!それよこせ!」

子供「やだ!これはソウルからもらった大事なものなんだ!」

???「よこせって言ってんだろうが!」

ドカーン!!!

紅葉「弱い者イジメしちゃいけないんだぜ」

拳「なんなら俺達が相手してやろうか?」

???「なんだてめぇらは!」

金時「金時様御一行だ」

拳「てめぇ勝手に主役になってんじゃねぇ!!」

金時「黙れカス」

???「我等帝国の名にかけて!」

拳「帝国ならとっくに行ったよ」

金時「うちに来るか?歓迎するぜ」

???「まぁいい…また取りに来る」

謎の人は姿を消した

拳「また取りに来るってよ」

紅葉「名前は?」

遊馬「ユウマ…」

金時「その持ってる物はなんだ」

遊馬はペンダントを取り出した

遊馬「これ…ソウルからもらったの…」

紅葉「綺麗だね」

遊馬「これ持ってたら…また会えるって…」

拳「会いに行くか」

金時「てめぇ勝手に!」

拳「俺達はこの世界の事を知らない」

金時「…」

拳「それにこんな広い場所に遊馬一人ってのも不思議だ」

紅葉「みんなは?」

紅葉が聞いた

遊馬「帝国軍に連れて行かれた」

拳「あいつらか」

遊馬「あいつらはジャス、人間の形をした化け物」

金時「こいつと一緒か」

紅葉「一緒にするな!」

拳「で…ソウルって奴も」

遊馬「ソウルはたぶん…帝国にいる」

金時「行くか」

ジャス「行かせないぜ!」

拳「簡単に行けると思ってねぇよ」

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