闘魂!第10巻


[06]第91話


―――和也・烏―――

ドキュンドキュン

烏「相変わらずへらねぇな」

和也「中には式神も混ざってますからね」

「下がれ」

和也「あなたは…擂(らい)」

烏「知ってるのか?」

和也「本部の同級生ってとこですかね」

擂「よく覚えていたな」

和也「ええ、なぜ霊術も使えないあなたが」

擂「お前が神になった後、寿に力をもらった」

和也「そりゃ、ろくな力じゃないんでしょうけど…」

ドキュン

烏「邪魔するな」

擂「そう焦るな」

烏《弾を素手で受け止めた!》

ヒュッ

ボスッ

烏「グハッ!」

擂は弾を烏に投げ反した

和也「元が丈夫な上に、更に強化したみたいですね」

烏「なんだ…こいつ…」

和也「もう動かないで下さい!後は私がやります」

擂「勝てると思うか?」

和也「霊術の様な特殊な技は効きません…ここは、体術でやらせてもらいます!」

擂「それで通じると思うか?」

和也「自分を信じない奴に、努力する価値はありませんから」

擂「じゃあ死ね」

―――金時・拳―――

金時「邪魔だ」

拳「だからこっちのセリフだっつうの」

「ん〜いまいち」


金時・拳「あ?」

稲荷「あ〜俺?稲荷(いなり)、君たち倒しにきたからよろしく」

金時「どうでもいい」

拳「俺が倒す」

金時「いや俺が」

拳「下がってろザコ」

金時「うっせぇレベル1」

拳「黙れ!補欠(ほけつ)!」

金時「うっせぇ足手まとい!」

稲荷「どっちでもいいけど、早くしてくんない?低レベルのお二人さん」

金時・拳「はぁ?ぶっ飛ばす!」

―――宇治・紅葉―――

里沙「お前ら遅いぞ」

宇治「少しおいたがすぎますよ」

紅葉「こいつ はえ〜」

里沙「お前らなんかに捕まるか」

宇治「やはりあの時に吊し上げしておくべきでしたかね?」

紅葉「いまやっちまおうぜ」

宇治「そうですね…紅葉君、少し下がってて下さい」

紅葉「うん…」

宇治「霊封印!開!」

シュン

里沙「少し速くなったな」

シュッシュッシュッ

里沙「パラレルパワー」

ガシッ

宇治「つかんでも無理ですよ」

里沙「なに!」

里沙は手を放した

里沙「霊力が吸われた」

宇治「全て吸いますよ」

里沙「アロートラップ」

宇治「あれも霊術!」

ズシャ

宇治「う…」

宇治に矢が刺さった


矢が中に入る

宇治「なんですか!これは!」

里沙「お前は私に攻撃出来ない」

宇治「大蛇!」

大蛇「シャ〜」

大蛇は紅葉に向かっていった

宇治「逃げて下さい」

紅葉「うゎ〜!」

ドカーン!

里沙「まず1人」

―――八尾音・龍―――

龍「うぉりや〜」

チチチチチチ

八尾音「ダメよ突っ込んじゃ!自滅するだけ!」

龍「うるせぇ!進んで進んで、たどり着いたら、俺の勝ち!」

チチチチチチ

陽水「近づくほど威力はましますよ?」

龍「俺は…青龍の息子だ!」

チチチチチチ

ビュー

八尾音「風!」

陽水「風をまとい、ムチを弾いてる!」

龍「おりゃ〜!」

ドカーン!

陽水「グハッ…やりますね…」

龍「俺の勝ちだ」

陽水「相手が風なら…こちらは土!土丸天井!」

陽水は小さなドームの中に入った

陽水「これで攻撃はできません」

龍「そんなのぶっ潰す!」

陽水「壁!」

ドスッ

龍「土が邪魔して攻撃できない!」

陽水「もう終わりですか?それにあまり近づかない方がいいですよ?」

龍「え!」

陽水「土針!」

ズシャズシャズシャ

龍「グハッ!」

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