闘魂！第９巻

[07]第８３話

金時･沙悟浄「おら～！」

ドカーン！

宇治「丁度終わりましたね」

土煙がおさまった

和也「…両者ダウン！」

八尾音「あらら…」

烏「くだらん…次は俺が行く！」

八尾音「私が相手します」

和也「スタート！」

ドキュンドキュン

八尾音「フィールドを変えましょう《氷結！》」
ビュー

和也「これは～！フィールドを雪と氷におおわれた～！」

烏「足場が悪いな…」

カチャカチャ

烏「バーナー！」

ボォ～

烏「これでちょっとましか」

和也「火の銃…足場だけでも溶かしたか…でもそれだけじゃ、八尾音さんには勝てないよ」

八尾音「雪玉！」

烏「雪合戦ってか？」

ドキュン

和也「無駄だ」

ピキピキ

烏「弾が凍った」

カチャ

烏は銃を構えた

ピキピキ

烏「なに！」

銃が凍って手から腕まで達した

八尾音「雪玉は、一部でも触れると凍りつく」

烏「破片か…」

八尾音「残念だけど、もう銃を射つ事も換える事も出来ないわ、諦めなさい」

烏「諦める？俺が？ふざけるな！」

パリーン

和也「腕をぶつけて、氷を破壊した」

カタカタカタ…

八尾音「腕が震えてるわよ」

烏「うる…せぇ…よ…」

バタン…

和也「凍死するまえに助けてやれ」

宇治「……はい」

八尾音は和也に近づいた

八尾音「あなたとなら…負けてたかもね」

和也「勝者…八尾音(笑)」

宇治「これで引き分けですよ？」

和也「まだ勝機はありますよ(笑)」

紅葉「行くぜ！」

孫悟空「よし」

宇治「斉天大聖同士ですか…」

和也「こちらも準備が必要ですかね…」

紅葉「行くぜ～！」

ダダダダダダダ

バシッバシッ

金時「ん…寒！」

宇治「あ、起きました？」

金時「負けたか…」

宇治「いえ、引き分けです」

沙悟浄「ん…」

八尾音「起きました？」

沙悟浄「試合は！」

八尾音「引き分けです」

金時･沙悟浄「ぶっ殺す！」

和也「あはは…」

宇治「やめて下さい！みっともない…」

金時「あ～なんかハッキリしね～」

沙悟浄「なんでこんなやつと…」

金時･沙悟浄「引き分けなんだよ…」

ガクッ…

ドカーン！

紅葉「はぁはぁはぁ…」

孫悟空「……はぁはぁ」

宇治「丁度あんな試合です(笑)」

金時「まじかよ…」

紅葉「和也～」

和也「はい？」

紅葉「ちょっと休憩！」

孫悟空「俺も～」

和也「仕方ありませんね…」

宇治「金時さんも起きてますしご飯でも」

紅葉「やった～」

孫悟空「メシだメシ～」

八尾音「仕方ないですね…猪八戒さん起きれます？」

猪八戒「えぇなんとか…」

ガツガツガツガツ

紅葉･孫悟空「おかわり！」

金時「俺の分まで食うな！」

八尾音「うふふ(笑)」

和也「ピクニックみたいですね(笑)」

紅葉「よし！悟空やろうぜ」

孫悟空「おう！」

金時「こいつら遊んでるな…」

？？？「これはこれはお久しぶりで」

八尾音「あ…あなたは………花月！」

花月「楽しそうじゃないの？人間共と…」

八尾音「この子達には手を出させない！」

花月「お前が私に牙を向けるとは、変わったな」

和也「あれが…全知全能の神…花月」

花月「斉天大聖が二匹、お前は確か、本部にいた和也…と言われていたな」

和也「覚えていただきありがとうございます」

花月「暗部候補と聞いたが」

和也「あなたの間違った行為のおかげで神になれました」

花月「そうかそうか(笑)八尾音よ」

八尾音「………」

花月「二人は処刑だ」

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