闘魂!第7巻


[07]第66話


羽柴「だが、わいには勝てん!《晴天雷撃!》」

ドカーン!

金時「宇治!」

羽柴「勝ったで…なんや体が…」

宇治「下界で言う金縛りです」

羽柴「さっきの式神かいな…」

宇治「えぇ」

羽柴「この金縛り、霊気道やろ」

宇治「霊気道で体を圧縮しました」

羽柴「あんたら親子は天才や」

宇治「大蛇…」

ドカーン!

………バタッ

宇治「あなた、最初から私狙いでしょ」

羽柴「いつ気づいたん」

宇治「残念ながら今です。あなたは一度も紅葉君に手をだしていませんでしたから」

羽柴「そうか…」

羽柴は涙を流した

羽柴「うらやましかったんや…あんたら親子の漫才きいとったら…消えてしまえばって…思ったんや」

金時「運命を受け入れろ!自分の為に生きればいいだろ」

羽柴「えろ〜すんまへん…では…さいなら」

シュン

金時「宇治」

宇治「はい?」

金時「ちょっとは強くなったじゃん」

宇治「霊力も少し上がりましたしね(笑)」

紅葉「おかわり」

ゴンッ

紅葉「いって〜」

金時「帰るぞ!」

紅葉「は〜い」

――――――――――

八尾音「おかえりなさい」


紅葉「ただいま〜」

八尾音「金時様!次の隊長と副隊長を加えていかなければなりません、何人かが戦死してますので」

金時「じゃあ候補考えて 適当にブッ込むから」

八尾音「では本部から何名か探してきます」

金時「それともう一人」

八尾音「ちゃんと入れておきます(笑)」

紅葉「俺!神になれるの?」

金時「お前は副隊長より保護者の方が必要じゃない?」

紅葉「だから子供じゃない!」

金時「宇治!こいつ連れていて!うるさいから」

紅葉「ぶ〜!」

宇治「本でも見に行きますか(笑)」

紅葉「行こう行こう」

――――図書館――――

紅葉「宇治なに読んでるの?」

宇治「あぁこれ古書(こしょ)です」

紅葉「こしょう読んでるんだ…」

バタン

宇治「紅葉君!」

紅葉「むにゃむにゃ…なんか眠い…」

宇治「下界では夜中の2時ですからね(笑)」

紅葉「なんで明るいの?」

宇治「この世界の太陽は、天照(あまてらす)が放つ光で!何億年も前からこの世界には夜が…あれ?」

紅葉「むにゃむにゃ…」

宇治「眠っちゃいましたね(笑)おやすみなさい」


――――――――――


金時「は!やべ…寝てた…《しばらく下界にいたからな…》」

八尾音「おはようございます(笑)」

金時「いつから?(笑)」

八尾音「ずっといてましたよ(笑)」

金時「休んでいいぞ」

八尾音「大丈夫ですよ(笑)」

金時「はぁ…」

八尾音「下界におにげになってどうでしたか?(笑)」

金時「天界では見れないものばかりだっだよ」

八尾音「綺麗なお花ですね」

金時「タンポポだってよ」

八尾音「へ〜」

金時「あいつらと出会ってから、俺も変わったな」

八尾音「本当に別人の様ですよ(笑)」

金時「そうかな(笑)」

紅葉「金時おはよう」

宇治「おはようございます(笑)」

紅葉「金時遊ぼう」

ゴンッ

金時「誰が遊ぶか!」

宇治「紅葉君今まで寝てたんですよ(笑)」

金時「あ…そうなんだ」

八尾音「うふふ(笑)」

ドカーン!

宇治「なんでしょう?」

金時「外だな!」

紅葉「行って見ようぜ!」

金時「お前遊び感覚だろ…」

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