闘魂!第7巻


[03]第63話


幻浄「心配しなくても大丈夫」

宇治「そうですね!集中します」

幻浄「行きますよ」

――――――――――

紅葉「はっ!とぉ!」

バシャッバシャッ

ガシッ

紅葉「グハッ」

黒潮「死ぬぞ…!」

ドカーン!

金時「なにしてる」

バシャッ

黒潮「邪魔が入ったな」

八尾音「氷結!」

ビュ〜

辺りが雪のように真っ白になった

黒潮「くそ!俺の弱点を」

八尾音「氷って動けないわ!いまよ」

金時「言われなくてもわかってら!」

パリ〜ン

紅葉「金時!」

ゴンッ

紅葉「いって〜」

金時「様をつけろ様を!たくどいつもこいつも!」

和也「すみません…戦力不足で…」

ドカーン!

パラパラ…

金時は壁を殴った

金時「おい…こいつ(紅葉)を殺す気か?」

八尾音「金時様!」

金時「もういい!紅葉を連れていく」

八尾音「金時様…」

――――――――――

羽柴「霊圧おさまったみたいやな!ほなさいなら」

シュン

幻浄「急いで戻りますぞ!」

宇治「はい!」

――――――――――

和也「…………」

宇治「紅葉君は?」

幻浄「大丈夫ですか!和也様」


和也「あはは…やられちゃいました…」

宇治「紅葉君は!紅葉君は大丈夫なのですか!」

和也「いま金時様の所にいますよ…」

宇治「行ってきます」

幻浄「和也…様?」

和也「結局…私は誰1人守れないのですね…」

幻浄「仕方ありません…それぞれ弱点もございますから」

和也「あはは…私ってカッコ悪いですね(笑)アニメのキャラクターばかり目指していても…それだけの力が、私にはない」

幻浄「和也様…」

和也「少し…1人にして下さい」

幻浄「わかりました…」

――――――――――

バタン!

宇治「紅葉君!」

金時「ノックぐらいしろ!バカ」

紅葉「宇治おかえ…」

バシッ

金時は宇治にビンタをした

金時「こいつから放れるなと言ったはずだ!」

宇治「すみません…」

紅葉「金時…」

金時「なぜお前だけに任せたかわかるか!」

宇治「………」

金時「一緒に旅をして!一番紅葉の事わかってやれるのは、お前なんだぞ!」

宇治「あなただって!」

金時「あ?」

宇治「神になったからって!紅葉君を手放す必要がどこにあるんですか!」

金時「おいこら!もう一度言ってみろ!」


紅葉「もうやめて!」

八尾音「紅葉君…」

紅葉「もう…やめてよ…」

金時「すまん…」

宇治「ごめんなさい…」

紅葉「……なんで?」

八尾音「え?」

紅葉「なんで俺狙われてるの?」

宇治「えっと…」

紅葉「それで喧嘩してるんでしょ?」

金時「…………」

紅葉「答えてよ……」

八尾音「紅葉君…」

金時「紅葉!」

紅葉「ん?」

金時「バカでも解るように説明してやる」

八尾音「金時様!」

金時「いずれわかる事だ」

宇治「………」

金時「お前の中に、悪魔がいるかも知れない」

紅葉「悪魔?」

金時「それも凶暴な悪魔だ、それを狙ってくる奴もいる」

紅葉「俺の中に…」

金時「だが、お前がそれを制御できれば問題ない」

紅葉「………」

金時「心配すんな!もしもの時は俺達がとめる!だよな、宇治」

宇治「はい」

紅葉「うん…」

八尾音「大丈夫ですよ(笑)この二人なら」

宇治「僕、しばらくここに来ません」

金時「おい!」

宇治「修行をしたいのです」

金時「勝手に行け!それまで、こいつ守ってるからよ」

宇治「お願いします」

バタン

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