闘魂!第6巻


[09]第59話


ガツガツガツガツ

紅葉「肉うめ〜!」

和也「ちょっとは遠慮して食べてくれないかな?」

宇治「少し買い物してきます」

和也「行っといで」

紅葉「いっへらっひゃ〜い」

宇治「あ!くれぐれも、変なことしないで下さいね(笑)」

和也「もう勘弁(かんべん)してくれない?」

紅葉「おじさんなんかしたの?」

和也「宇治が小さい頃にちょっと成長確認を(笑)それからずっとあぁなのよ」

紅葉「ふ〜ん、おかわり!」

和也「まだ食べるのね…」

――――――――――

宇治「式紙があれば、使い方はお父様に聞くか…」

無天「ねぇ、お兄ちゃん」

宇治「なんです?」

無天「紅葉のお友達?」

宇治「えぇ…まぁ」

無天「じゃあ死んで」

宇治「え!」

ドカーン!

宇治「おいたは!行けませんね!霊術の第四!光縄」

シュン

無天「式神」

怪物「ギャオース!」

宇治「困りましたね…」

――――――――――

紅葉「おかわり…」

和也「紅葉君…他の所行こうか(苦笑)」

紅葉「どこに?」

和也「散歩だよ散歩」

紅葉「は〜い」

「怪物が出たぞ〜!」

紅葉「どこどこ!」


和也「目が輝いてるぞ…」

怪物「ギャオース」

和也「まぁ大きい」

紅葉「倒す!」

和也《じゃあ私は無天君を》

シュン

紅葉「おりゃ〜」

ドカーン!

宇治「紅葉君!」

紅葉「宇治買い物は?」

宇治「それがちょっと」

紅葉「買い物行ってて、倒しとくから」

宇治「じゃあお願いします」

――――――――――

和也「久しぶりだね〜」

無天「今までどこに行ってたのさ!」

和也「ごめんね!おじさん神様になっちゃったから忙がしくて(笑)」

無天「ずっと一人だったのに…」

和也「あの式神君のだろ?」

無天「うん…」

和也「じゃあ聖霊帝国の本部にこない?あそこなら君も神様になれるかも」

無天「誰かいる?」

和也「たくさんいるよ(笑)」

聖霊帝国・本部とは金時達がいる城の横にある建物 そこで霊術の勉強などしている

和也「もう一人じゃないよ…私もちょくちょく見に行きますし」

宇治「そうやって約束ばっかりして、後で後悔しますよ」

和也「見つかっちゃった(笑)」

宇治「式神じゃダメですからね」

和也「あはは…」

宇治「その笑って誤魔化(ごまか)すのもやめて下さいね」


和也「宇治君って厳しいのね(笑)」

紅葉「終わったよ」

宇治「ごくろうさま(笑)」

和也「無天君…あれ?」

宇治「いませんね?」

紅葉「誰が?」

宇治「じゃあ返しに行きますか(笑)」

紅葉「おじさんが他の所行こうって」

和也「あ!すみません(笑)ちょっと用事思いだしました!」

宇治「逃げた」

和也「ではドロン」

シュン

紅葉「消えた」

宇治「じゃあ行きますか(笑)」

紅葉「お〜(笑)」

宇治「えっと…その前に…乗り物手に入れないと(笑)」

紅葉「前の車は?」

宇治「さぁどこでしょう…」

幻浄「式紙で出てきますよ」

宇治「あなたは幻浄さんじゃないですか」

幻浄「その式紙に人・武・乗の文字を書いて、霊圧を込めるとそれに合ったモノが出てきますよ」

紅葉「宇治のおじさん『人』って言ってた」

幻浄「おじさんって…(笑)一応神様なんですから」

紅葉「え!そうなの!」

幻浄「気づいてなかったのですか!」

宇治「まぁ少し天然ですから(笑)」

紅葉「なにが?」

宇治「ほら(笑)」

幻浄「少し引っ掛かる事があるので、髪の毛一本ゆずって下さい」


宇治「だって」

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