闘魂!第6巻


[02]第52話


抹茶「俺もう神様にお願いするのやめよう…ここに神様がいらっしゃいますし(笑)」

金時「てめぇ今から天罰落とそうか?」

宇治「言っときますけど、私達はまだ神ではありません」

抹茶「じゃあ宇宙人か?」

金時「やっぱりいま殺す!」

宇治「まぁまぁ…ランク的にまだ『仙』ってところですね」

抹茶「仙?」

宇治「はい、仙(せん)・仏(ぶつ)・神(しん)とランクがあります!それぞれ技でわかるのですが、仙は『霊術の…』と唱えてから発動できます。それから仏は『技』の名前だけ言えば発動します。まぁ私の解放状態ならできますが(笑)」

抹茶「で、神は?」

宇治「なにも言わず発動できます」

金時「なにを出してくるかわからねぇから、一番やっかいだな」

抹茶「じゃあ宇治がもっと修行して!」

宇治「神になれるのは五人です」

金時「一から五席の隊長しか神になれない」

宇治「これを五代神と呼んでいます」

抹茶「なんか俺等と別世界だな…」

宇治「すみません…紅葉君や抹茶さんまで巻き込んでしまって…」

抹茶「気にすんな、仲間だろ(笑)」

金時「逃げたきゃ逃げてもいいんだぜ」


抹茶「それは紅葉助けてからいたします」

金時「宇治」

宇治「はい」

金時「俺に、封印解除教えてくれ」

宇治「でも」

金時「いまのままじゃ、俺じゃ無力だ」

宇治「目には目を…ですか」

金時「あいつらの前じゃ、虫けら同然だ」

抹茶「俺の任務は紅葉を連れて帰るだけだからな!《力の差がありすぎるぜ…》」

金時「俺達もそのつもりだ!あんな所二度と行きたくねぇ」

宇治「俺達って私も入ってます?(笑)」

金時「保父さんがいなきゃ、子供の面倒看られないからな」

宇治「ですよね(笑)じゃあ封印解除、教えます」

――――――――――

紅葉「ねぇねぇ神様って凄い?」

和也「ん〜確かに長は凄い御方ですが、神様じたいはどうかな?」

紅葉「ねぇねぇ親子って…どんな感じ?」

和也「親…いないのですか?」

紅葉「わかんない…」

和也「ちょっと額だして」

和也は紅葉の額に手を当てた

和也は記憶をたどって行く

和也「金時に会う前の日からすべて消えてますね…特別な印かなにかでしょうか」

紅葉「…って…ねえってば!」

和也「あ!すみません(笑)じゃあこうしましょう!」

紅葉「え!」


和也「今日からあなたをマフィアのボスに!」

ゴンッ

「ジャンプの世界からはなれたまえ!」

和也「いった〜…あなたは瓜生(うりゅう)さん(笑)」

瓜生「会議だ!全員出席!以上!」

和也「じゃあちょっと待ってて下さいね(笑)」

紅葉「一人で…?」

和也「仕方ないですね〜」

和也はポケットから式紙を出した

和也「人(じん)!」

ボフッ

宇治(式神)「こんにちは〜」

紅葉「あ!宇治だ」

和也「式神ですが、それで我慢して下さいね(笑)」

紅葉「は〜い」

バタン

暁「どうすんだあの子」

和也「多分その発表もあるでしょ」

――――――――――

紅葉「宇治〜」

ムギュ

宇治(式神)「どうしたんです?」

ギュギュ…

宇治(式神)「紅葉君!ちょっと痛い!あぁ!」

シュ〜…

紅葉「宇治じゃない…全然…暖かくない…」

――――――――――

ガチャ

紅葉「誰?」

「霊術の第四!」

――――会議室――――

長「…であるわけで、各自警備体制の強化を!次に二点目」

ピクッ

和也「《もう飽きちゃいましたか…それにもう1つも…》すみませ〜ん!ちょっとトイレ…」


長「話は進めるぞ」

和也「はい…幻浄さん、あと聞いてて下さい」

幻浄「早く行け」

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