闘魂!第5巻


[03]第43話


宇治「紅葉君…気を悪くしないで下さいね!抹茶さんは親友に裏切られた事があるので、信じる事が少し…」

紅葉「関係ないよ」

宇治「え?」

紅葉「俺、抹茶好きだから!それでいいじゃん(笑)」

ドカーン!

紅葉・宇治「!!!」

抹茶「たく世話かけやがって」

宇治「助かった」

抹茶「てかなんでフルチン?」

紅葉「見るな!」

抹茶「チビ!お前は墓場まで付き合ってやるから心配すんな」

紅葉「うん!」

宇治「紅葉君は僕が守りますから…敵さんお願いします」

抹茶「言われなくても!」

ダダダダダダダダダッ

抹茶「そのつもりだ!」

バタバタバタバタ

抹茶「紅葉、戻るぞ」

宇治「その前に服着なきゃね(笑)」

ドカーン!

金時「大丈夫か!ってあれ?」

抹茶「終わったよバ〜カ」

抹茶達は車に戻った

宇治「じゃあ行きますね」

ブロロロ…

ゴロゴロ〜 ピカッ

紅葉「雨だ!」

抹茶「わかっとるわ!」

宇治「山の天気は変わりやすい…ですか…とりあえず小屋を探しましょう」

――――旅館――――

紅葉「いま光った!見た?見た?」

宇治「ハイハイ…ちゃんと頭乾かして下さい」


女将「お茶はいりました」

抹茶「お嬢さん!お綺麗だ」

宇治「わざわざすみません」

女将「いえいえ、こんな雨ですから」

紅葉「俺ベット」

抹茶「そこは俺が寝るの!」

宇治「すみません!お子様ランチ2つ」

金時「俺は風呂入る」

紅葉「あ!俺もお風呂!」

女将「あがったらお食事のご用意させていただきます」

宇治「お願いします」

――――――――――

ザバ〜ン

金時「静かに入れバカ」

紅葉「だってこんなお風呂久しぶりなんだもん」

抹茶「俺は混浴がよかったな〜」

宇治「もう少し女の人に気をつけた方がいいですよ」

紅葉「ねぇねぇ宇治〜」

宇治「はい?」

紅葉「俺に霊術教えて」

宇治「これは特別な力なので…」

抹茶「ガキには無理なの」

紅葉「なにを〜!」

バシャバシャバシャ

金時「てめぇ等いい加減にしやがれ!」

紅葉「だって抹茶が!」

宇治「ハイハイよしよし…」

紅葉「ぶぅ〜」

バシャ〜ン

抹茶「誰だ!飛び込んできたのは!」

「そのガキよこせ」

宇治「モテモテですね」

紅葉「やだ気持ち悪い!」

抹茶「俺もごめんだね」


金時「紅葉!てめぇはパンツかタオル巻け」

宇治「みなさんは先に服を着て下さい!僕が足止めします!」

金時「一人で大丈夫か?」

宇治「私を信じて下さい」

紅葉「抹茶!金時!早く着替えて援護だ!」

抹茶「チビが指図するなって」

――――――――――

宇治「私けっこう強いですよ」

「すぐに殺してやる!」

宇治「霊術の第十!」

バシャ〜ン!

宇治「グハッ!」

「弱いな」

宇治「わざとですよ…新技試したくてね」

「殺す!」

宇治「霊術の第三十三!燕返し(ツバメ・ガエシ!)」

グシャグシャ

「グハッ」

抹茶「待たしたな!」

金時「少し休んでろ」

宇治「そうさせていただきます…」

紅葉「行くぜ!」

抹茶「だから指図するなって」

ボカボカドカーン

抹茶「KO」

紅葉「弱いな」

宇治「でもなぜ紅葉君が…」

抹茶「よそのモノ盗んで食べただろ」

紅葉「俺はおにぎり食べただけだ!」

宇治「おにぎりって…食堂でもらった?」

紅葉「うん」

宇治「少しお腹見せて下さい」

紅葉「ちょっと!やだ!恥ずかしいし!くすぐったい(笑)」

宇治「霊気道の四章」


抹茶「!!!」

宇治「空間転移」

中から玉が

金時「なんだそれ!」

宇治「コハク…ですかね…」

紅葉「そう言えばなんか固かった」

抹茶「気付いた時出せよな…」

宇治「とにかく、奴等はこれを狙ってるのに間違いないでしょ」

金時「でもなぜ俺等に…」

宇治「それは、これからわかる事です」

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