天使or小悪魔


[19]寝顔


―彰SIDE―



唯が寮に帰って来て即、寝たのは言うまでもない程、わかった。



だって、会長は全種目だってさ、男でもキツイぜ?




しかも、寝てる所、俺の部屋だし。



多分、疲れて間違えたと思うけど。


…………寝顔、かなりかわいい。



いつも、毒舌はく奴とは思えないからな。


俺は唯の隣に座った。

ベットが少し軋む音がしたから焦った。

でも、起きてなかったからよかった。


『ったく。俺は男だって何回言ったらわかるんだよ!………唯、お前襲われたいの?』


とは言ってみるけど返事は当然返らない。



『………でも、今日は頑張ったな。唯は言わないけど、無茶苦茶してるからな。……寝顔。俺以外に誰にも見せるなよ。唯。』

唯の綺麗な髪を触りながら言った。


疲れていると思ったから、軽くキスして俺はソファーに寝た。

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